メール気にせずバカンスを=着信自動削除システム-独ダイムラー
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201408/2014081600179
【ロンドン時事】ドイツ自動車大手ダイムラーは、社員が仕事に関わる電子メールを気にせず休暇を過ごせるようにするため、休暇中の社員宛てに届くメールを自動削除するシステムを導入した。社員はバカンス中にスマートフォンなどでメールの確認や返信をせずに済むほか、休暇明けに膨大なメールをチェックする必要もなくなるという。
同社によると、このシステムはドイツ国内の社員約10万人が希望に応じて利用できる。送り手には、「休暇中で受け取れない」との説明とともに、緊急の用件に対応できる別の担当者の連絡先を知らせるメールが自動返信される。個別の設定により、社内など特定の相手からのメールだけを受け取ることも可能だ。
このニュースから感じること
すごいですね…。やはりヨーロッパの労働環境は素晴らしいです。
確かに、休暇中にメールや電話の対応をしていては、しっかりと休むことなんかできません。返信・対応はしなくとも、今はスマートフォンで簡単に仕事のメールチェックが出来たりしてしまいますから、いやでも気になったり、ついついチェックしたりしてしまいがちです。
休暇は休暇。しっかりと体と心を休め、仕事の質を上げなければ意味がありません。「自動削除」は流石にやりすぎ感もありますが(笑)
自分の会社でもやってみた
この考えはわたしも以前からもっていました。
社員がどうこうというより、それ以前に自分が、休暇中や自宅に帰ってから、どうしてもメールが気になったりして、眠れなかったり。起業前のサラリーマン時代は、夜中だろうが休みだろうが、携帯電話もよく鳴っていましたね。
そんな経験もあって、今、わたしの会社では、休日しっかり休むためのルールを設けています。
- 帰社後は一切連絡しない。
- 携帯電話は教えない。
- 連絡方法をバラバラにしない。
- メールアプリは通知させない。
etc..
長期休暇ではなくとも、定時後、しっかりと心と体を休めるためのルールです。体調管理も仕事のうち。このルールのおかげで、わたしの携帯はちっとも鳴りませんし、静かな夜を過ごすことができています。
他にもいろいろとありますが、詳しくはまたノウハウコラムにでも書こうと思っています。
2014年9月30日追記
書きました:仕事を気にせずしっかり休む!メールや電話に関わる6つの約束