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慢性的な人材不足は悩みの種となっています。今後、超少子高齢化が益々進み、優秀な人材を確保するのが益々厳しくなることは必須。
今やネットで、会社の評判・労働環境等、簡単に調べることもできます。労働環境に不満を持ち、辞めていった社員の行動を制限することはできませんし、そのようなことに注力するくらいなら、会社の評価を上げるための努力をし、根本的な解決に注力することこそが、よほど建設的であると言えます。
だからこそ、会社をホワイト企業化させるのは、今後5年、10年先を見据えた時、避けては通れない道なのではないでしょうか。当然、評判の良い会社に、人は集まってくるでしょう。
頻繁に求人広告をかけている企業があります。もちろん、業績向上による増員であれば素晴らしいことですが、社員が頻繁に辞めることでの人員補充なのであれば、これ以上無駄なコストはありません。社員が長く働いてくれる環境にさえすれば、一切必要のない費用なのですから。
増員の計画がなかったとしても、今すでに働いてくれている社員に辞められては困ります。頻繁に担当者の変わる会社では、顧客の満足度も当然下がるでしょう。場合によっては、辞めてしまった社員に直接、顧客が仕事の依頼をするようになってしまうかもしれません。
そういった観点からも、社員の満足いく労働環境を作り出すことは、会社にとってもメリットの高いことなのです。
最悪の場合は、社員から起訴される可能性すらあるでしょう。事実、官民問わず、様々な団体が、ブラック企業の対策に乗り出しています。
そんな、負わずとも良いリスクを抱えながら経営を続けることが、果たして健全なのでしょうか?
結果的に企業のイメージはアップし、求人採用、営業、すべての面において、良い効果が見込めます。