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会社の未来をかえる!優れたアイデアが生まれる環境とは?

2015.08.17

その他 , 考え方

リラックス

 

ホワイトコンサルタントの水上です。

みなさん普段の仕事で、何かしら「アイデア」を求められる場面が多くあるかと思います。

私が経営しているようなデザイン系の職種にかぎらず、ビジネスにおいて「アイデア」は非常に重要な要素のひとつです。世界にイノベーションを巻き起こすような商品開発から、日常の課題解決まで、みなさん色々とアイデアを出しあうことでしょう。

ということは、いかに「優れたアイデア」を出しやすい環境にできるかどうかで、会社の未来は変わってくるのかもしれません。

 

アイデアはどこで生まれるのか

では「アイデアはいったいどこで生まれるのか?」 興味深い動画があります。まずはフリスクのCM。

このCMは「アイデアはどこで生まれるか」という研究データに基づいたもの。

アイデアが生まれる場所

  • ベッド22%
  • 公園18%
  • 洗面所7%
  • トイレ32%
  • 風呂29%
  • バス17%
  • ステージ1%
  • 空港4%
  • プール2%
  • 会議室0%

アイデアが生まれるのは会議室ではない。日常や、リラックスしている時間・場所だということです。そのお供として「フリスク」をどうぞ。良いCMですね。

GoogleやFacebookをはじめ、世界的なIT企業のオフィスが、まるで公園やテーマパーク並の施設を社員に提供し、リラックスできる環境を用意していることもうなづけます。働く環境・オフィスがいかに重要かを考えさせられますね。

 

一方、サイエンスを中心とした作家、スティーブン・ジョンソン氏は、TEDでこんなプレゼンテーションをしています。

アイデアが生まれる場所の代表例として、コーヒー店を挙げています。コーヒー店は、リラックスし、固定観念をはずし、アイデアが交じり合う場だと。会議室は、 あくまでも「各々が考えてきたアイデアを擦り合わせる場所」。決して新しいアイデアは生む場所ではないというエピソードも挙げています。

また、「良いアイデアはひらめきで起こるのではなく、 その人が考え続けた蓄積によって少しずつ形成されるものだ」といった話や、GPS技術の生まれるきっかけが食堂にあった話など、とても興味深いプレゼンテーションになっています。

そしてこれらのエピソードは、私自身も経験しています。何か良いアイデアがひらめく瞬間を振り返ってみると、それは通勤途中であったり、お風呂であったり、就寝前であったりします。お風呂からあがった直後や、寝る直前に飛び起きて、メモをとりに走ったことも一度や二度ではありません(笑)。思い当たる節がある方も多いのではないでしょうか。

 

まとめ

そういえば以前、こんな記事(私が部下や社員に残業をさせない3つの理由)を書きました。

この記事の中で、私が残業を推奨しない理由として下記3点を挙げています。

  • 能力の高い人をきちんと評価してあげたいから
  • プライベートの充実で仕事の質があがるから
  • 苦労は人に求めだすから

今日のお話しは、この中でも、「プライベートの充実で仕事の質があがる」という部分に通づる部分だと思うんですね。

大企業のようなオフィスを用意することはなかなか難しくとも、それに変わる時間を提供してあげることは、工夫次第でできるはずです。アイデアの創造に適した環境を与えてあげましょうね。

最後までお読み頂きありがとうございます!
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この記事を書いた人
水上 裕之

1980年、愛知県豊田市生まれ。株式会社アットノエル代表取締役。業界の働き方・労働環境を一からみなおし、薄給激務になりがちなWebサイト制作事業をメインにしながらも、ホワイト企業とされる労働環境を実現。従業員満足度を向上させるためのコンサルタントとして活動中、講演・セミナー等も行う。

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