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私が部下や社員に残業をさせない3つの理由

2015.01.26

人材育成 , 考え方

時間を気にする男性社員

ホワイトコンサルタントの水上です。こんにちわ。

先日Facebookで、こんな記事をシェアしました。

 

私の経営する会社「株式会社アットノエル」では、基本的に残業をしない方針です。何か事情がない限り、定時になると社員は全員スパッと帰ります。非常にこだわっていることのひとつです。(勘違いされてしまうと悲しいのであえて書いておきますが、片付けなどで10分でも残業をすれば、その分の残業代はきちんと支給しています)

なぜ残業をさせないのか、このシェアであげたように「家族のため」というのもその理由のひとつですが、他にもきちんと理由があります。

 

理由1:能力の高い人をきちんと評価してあげたいから

同じ仕事でも、能力の高い人は時間内に仕事を終えます。この場合、当然残業代は支給されません。逆に、終わらない人がそのまま残業で巻き返すと残業代が支給されます。

言ってみれば残業代というのは、テキパキと時間内にキッチリこなす人より、のんびりダラダラした方が手当がたくさんもらえる、という規則なわけです。これではもっと早く仕事ができるようになりたい!とは思いづらい。社員に成長を促しづらい仕組みと言えます。

これがおかしいと思うんですね。不公平です。規則というのは公平性を生み出すためのルールであるべきですし、仕組みには目的があるべきです。

もちろん、仕事の質というものはスピードだけではありません。早ければ良いっていうものでもありません。ですが「能力の評価」であるべき部分が逆転してしまって良い理由にはなりません。

従来の残業代、残業手当という制度に対して、まったく逆の仕組みづくりが必要だと思うんです。

例えば、残業時間が一定時間未満であった場合、昇給時の査定にプラスの評価をしてあげたり、賞与に反映してあげる。そんな仕組みですね。

 

理由2:プライベートの充実で仕事の質があがるから

私の会社もそうですが、Web制作等、ものづくりの仕事には、インプットが非常に重要な職種です。

オフィスでパソコンを叩いていることだけが仕事ではありません。いやむしろ、それ以外の時間をどう使うのか、その方がよほど重要かもしれません。

社内の決まったメンバー、同じ環境で過ごす時間が長ければ長いほど、どうしても考え方も偏ってしまいます。それだけではなく、外からのインプットもとても重要なのです。

そうでなくとも、「体調管理も仕事のうち」とはよく言ったもので、きちんと体を休めること自体は、どんな職業であれ大切なこと。

少し話が飛躍しますが、ロボット・機械でさえメンテナンスが必要です。人間がメンテナンスをせず、ハイパフォーマンスで働き続けることはできません。

 

理由3:苦労は人に求めだすから

また、これは俗に言うサービス残業の場合ですが、人は苦労を重ねると、自分と同じ苦労を人に求めだしてしまうからです。

会社のため、クライアントのため、社員が精一杯努力してくれることはありがたいことです。ですが、そのせっかくの努力が、社員の気持ちひとつで「苦労」に変わってしまった瞬間、「自分はこんなに頑張っているのに、なぜあの人は…」そんな気持ちが芽生え出します。

こうなってしまうと、負のスパイラルのはじまり。社員の関係性、会社の空気に影響が出てしまいます。

時に忍耐力というものは非常に大切ですが、それは残業で培ったり、発揮するものではないと思っています。

 

まとめ

少し大袈裟な話かもしれませんが、私は人間にとって一番大切なものは「時間」だと考えています。

残業すること自体が必ずしも悪いことではありませんが、ひとくちに「残業」と言っても、要するに各社員の「時間」です。

「仕事の成果」と合わせ、その「時間」とどう向き合いどう考えるのか、会社を経営していくうえで、とても重要視しています。

 

今週末には、「定時に帰れる!カタツムリのディレクション方法」と題して、そんなうちのディレクション方法や考え方を具体的に、お話しさせていただく勉強会が開催されます。

少数定員の勉強会ということもあり、募集直後に満員御礼となってしまったので、興味がある方はまたの機会に是非。

最後までお読み頂きありがとうございます!
シェアしていただけると嬉しいです!

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この記事を書いた人
水上 裕之

1980年、愛知県豊田市生まれ。株式会社アットノエル代表取締役。業界の働き方・労働環境を一からみなおし、薄給激務になりがちなWebサイト制作事業をメインにしながらも、ホワイト企業とされる労働環境を実現。従業員満足度を向上させるためのコンサルタントとして活動中、講演・セミナー等も行う。

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